2020/05/13 18:06

ワッペンを作ろう!と思ったけれども、どうやって作るのか知っていたわけではありません。
家庭科の授業以来、ミシンに触ったこともありません。
でも調べていくうちに「ブラザー刺しゅうPro」という自分のデザインを刺繍データにできるソフトを発見して早速購入。
もともと使ったことのあるソフトと似たような操作感だったので、これはいけるぞ!とデザインを作り始めました。
ビートルズのアビーロードを歩く4人、ドーナツ、ステーキ、ソフトクリームなどなど。
今は商品化できたみたらし団子もこのころから試作していますね。
デザインが出来上がってくると実際に刺繍してみたくなってくるものです。
その頃はまだミシンを持っていませんでしたが、オークションで何とか刺繍できるミシンをゲットしました。
ソフトもそうですが、刺繍を縫ってくれるミシンはとても高価なのです。
ワクワクしながら作りためたデータをミシンにかけてみると何とも残念な結果に。
何色も色の重なったデータで作った刺繍は分厚くなり、途中で穴が開いてしまうほど。
刺繍していく工程なんて何も考えていないので、一つのワッペンのために何回も無駄な糸色替えがあったり隣り合った色が布を引っ張りあって境目が裂けてきたり。。。
色もパソコン上でイメージしていた色が基本セットの刺繍糸で再現できるわけもなく、頓珍漢なマンガみたいな配色に。
データを作っているときは「これは行けるぞぉ」なんてほくそ笑んでいたのですが、見事に打ち砕かれてしまったのでした。

次回に続く